犬が通ります |
■ クック諸島 |
| ラロトンガ島 |
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道路標識には動物注意というものが存在する。
その標識に描かれている動物がその土地特有のものだったりすることが多いので、標識をバックに写真を撮る観光客がいたり、そのマークのお土産が売られていたりする。
例えば、北海道では熊、オーストラリアではカンガルーが有名である。
さて、ここラロトンガ島にも独特の動物注意の標識がある。
その動物とは、海にたくさんいるナマコではなく、犬である。
標識にはDOG CROSSING(犬が通ります)と書かれている。
日本の動物注意の標識は、そこに描かれている動物の絵に囚われずに、「動物全般に注意せよ」という意味合いだが、クック諸島の場合は違って、犬限定のようである。
たしかにラロトンガでは犬を飼っている家は多い。
多くの犬は、だだっ広い庭で放し飼いにされている。
しかし、昼間は庭でごろごろ寝ている犬が多く、道路をウロウロしている様子はあまり見られなかった。
むしろ、ラロトンガで道をウロついているのはニワトリである。
犬同様、ラロトンガの家ではニワトリを庭で放し飼いにしている。
犬は各家庭で1匹程度だが、ニワトリは5匹くらい飼っているところが多いので、数としてはニワトリのほうが多いだろう。
そして、哀れにも車に轢かれてしまったニワトリの残骸も目撃した。
よってラロトンガでは
「犬が通ります」
よりも
「ニワトリが通ります」
の標識を作ったほうが効果的であると思われる。