モーニングコーヒー
クック諸島
ココナッツ伝説

宿
ココナッツキングのリゾートホテル
ラロトンガの朝は早い・・・。

私がまだベッドでもぞもぞしていると、誰かがドアをノックした。

「こんこん。コーヒーが出来たじょ〜。」

ココナッツキングだ。。。

何も頼んでいなくとも、気を利かせてコーヒーを入れてくれるとは、さすがは豪華リゾートホテルである。
とても洗練されたサービスであると言えよう。

私は海に面した庭のテーブルに座り、しばしまどろむ。
南太平洋の海風を一身に浴びながら物思いにふける、ちょっぴり贅沢なひと時。
こんなのんびりとした朝を、今までに過ごした事があっただろうか。
日本の日常とはかけ離れた空間がそこにはあった。

そこへココナッツキングがコーヒーを運んでくる。

トンと置かれたそのトレイに乗っていたものは・・・、


熱々のコーヒーと、そしてフレッシュなパパイヤの食べカス(蟻付き)


な、なんですか、このパパイヤの皮は!
誰の食いカスですか。まさかあんたが食ったのか。
それとも、これはまだ食べれるというのか。

こんなもん、コーヒーと一緒に出さないで欲しいですわ。
まったくけしからん。
(まあ、あそこにいるデンマーク美女が食べたものだったら許してやってもいいですけど。)

気を取り直してコーヒーを飲んでいると、なんだか腕がくすぐったい。

なんじゃ、と思ったら・・・

がぁー、アリがっ!
パパイヤにたかっていたアリがっ!


・・・


ラロトンガのエレガントな朝は、こうして更けていくのであった。


ココナッツ伝説 〜the Legend of Coconuts〜

ラロトンガの朝はくすぐったい。