| なまこ海 |
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ツムヌ |
■ Cook Islands |
| アチウ島 | ||
アチウ島では、ツムヌ(TUMUNU、別名:ブッシュビール or ホームブルウ)と呼ばれる自家製酒を飲む習慣があり、島内に数箇所、ツムヌを集まって飲むバーが点在している。
夕方になると、島の暇人達が会場に集まり、夜な夜なツムヌを飲んで親睦を深めるのである。
ツムヌはパッションやパイナップル等の果物から作られたお酒で、甘い味がする。度数は不明である。
ツムヌの飲み方には厳格なるルールがあり、ツムヌのバーに集まった参加者は、ツムヌが入ったバケツを囲んで座り、ココナッツのカップで順番に飲みまわすのである。
つまり、あの悪名高きカバの儀式に酷似している。
さて、遠路はるばるアチウ島にやってきた暇人の私は、暇人すべからく是非ツムヌに参加せねばならないとの使命感から、宿のおじさんに頼みツムヌの会場に連れてきてもらった。
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| ツムヌ会場 |
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| Welcome to ARETOU SAM and The Boys |
BOYS:「キオラナ〜」
日本人:「キオラナ〜」
(Kia Orana:クック語でこんにちは)
参加者に挨拶をし、顔ぶれを拝見してみたところ、実はBOYSと呼ぶには似つかわしくない、かなり年季の入った少年達が勢揃いしていることに気付いたが、これから私もBOYSの仲間入りをするわけだから、店名と参加者のギャップについては、深く触れないでおくことに致したい。
大きなバケツの中に肝心のツムヌが入っており、見た目は茶色く邪悪な雰囲気が満々といったところだが、味の方は甘く美味しいことが判明したため、カバ会のような罰ゲーム的な飲み会になる可能性は低いであろう。
ツムヌが始まった。
小さい椰子の実ショットで順番に延々と飲みまわしていくのだが、甘くて美味しいため話も弾み、僕ら少年達は、アチウ島の産業や日本の政治について等、非常に建設的な意見交換を行うことができた。(本当かよ)
ツムヌの回し飲みは、座っている限り際限なくお酌が回ってくるため、時間を忘れて建設的な意見交換をしていた私は、どれくらい酔っているのか分からなくなる程に飲み続けていた。
宿に帰ろうにも、宿のおじさんが車で迎えに来てくれることになっているため、おじさんが来るまで帰ることができず、引き続き意見交換をせねばならない。
ようやくおじさんが迎えにやってきた頃には、私は極度に酒気を帯びた状態となっており、フラフラになりながら宿にたどり着き、その後私はやや大変な状態となった。
私がやや大変な状態となり休んでいる様子を目撃おじさんは、ガハハと笑っておられ、まったくもって遺憾である。
私は、庭のベンチに座り夜風に当たりながら休んでいたところ、宿の犬がやってきて、隣に座った。
ああ、少年の僕をいたわってくれるのはワンちゃんだけだよ。。。


