TOKAIDO LINE
Kribati de KAVA(3)
Kiribati
アバイアン島
(前回までのあらすじ : アバイアン島でカバ会に参加した日本人観光客のF氏は、カバ会がなかなか終わないためにカバの飲みすぎでおしっこが近くなった。)


カバ大会僕はおしっこに行きたいんです。


おしっこに行きたけりゃ行けばいいのですけれど、既に2回もおしっこに行ったのです。

でもまた行きたいのは何故でしょう。

それは、カバを大量に摂取したからですよ。
キリバス人がカバを沢山飲ませてくるからですよ。
カバ会が延々と続いているからですよ。
僕がもともとトイレが近い体質だからですよ。
昔、JR東海道線で我慢できなくなったことがあるらしいですよ。

と、色々と要因はあるわけだが、早いところカバ会を終わりにして帰りたいという気持ちに変わりはない。

私は、カバ会が終了するタイミングを色々と考察してみたが、カバの粉末も水も豊富にある現状を踏まえると、終了するタイミングを予測することは非常に困難であった。

そんな苦悩の最中、私はふと天井を見上げたところ、一個の裸電球が目に入った。
その時私は、ある素晴らしい予想を思いついた。

「この村の発電機は22時30分で停止する。」

22時30分になれば、電気が消えるのである。
電気が消えれば、カバ会も終了するに違いない。

私は、時計を見ながら、間もなく訪れるであろう解放の時を、今か今かと待ち続けた。

そして、運命の時間がついにやってきたのである。


日本人:「き、ききききき、消えたーーー!電気消えた!!!!!!!!!!!(嬉)」


村の電気が消え、照らすものは月明かりだけになった。
今歌っている歌が終われば、カバ会も解散するに違いない。


キリバス人:「〜♪」


そして・・・


日本人:「歌も終わったーーーー!!!!(歓)」


いや〜、みなさんおつかれさまでした。
じゃ、帰りましょうか。
暗いからみなさん気をつけてお帰りくださいね。


が、


キリバス人:「〜♪」


また歌を歌いはじめちゃったーーー!
ちょっと!カバ会は終わりじゃなかったの?
もう!キリバス人ったら歌好きなんだから。
でも、これで歌も終わりなんだからね。


が、


キリバス人:「〜♪」


また別の歌を歌い始めちゃったーーー!!!


キリバス人:「〜♪」


ああ・・・、終わんねー。

カバ会終わんねーーーー。


私は、キリバス人に付き合うのはもうやめにして、トイレに行くついでにそのまま退散することにした。
こんなことなら、もっと早くに退散しておくべきであったと深く反省した次第である。

キリバスのカバ会が何時に終わるのかは、未だ解明されていない大きな謎である。

アバイアン島